おぶろぐ

おぶのオージージャパニーズ(日本寄り)な思考。

日本に帰国して良かった点5つ

オーストラリア永住の夢を諦め、コロナウイルス流行直前の2020年2月に日本へ本帰国。
現在は日本の保育士資格を取得し、『日本語も英語も話せる保育士』として幼児教育に携わっています。

本帰国から約1年半。
日本に帰国して良かったと思えた点を5つお伝えします。
完全なる主観です。

ご飯が美味しい

多分海外在住経験がある方なら誰しもが感じることだと思います。

安い牛丼やファミレスのご飯、そこらのコンビニのお弁当、とにかくなんでも美味しい!
少し近所を歩けば飲食店が所狭しと軒を連ねており、どの店に入ってもとても美味しいです。

シドニー在住時にも駅付近にはたくさんのレストランが並んでいましたが、当たりハズレが激しかったのでお気に入りの数店舗のみ通っていました。

そしてコンビニのおにぎりやお弁当の美味しさは格別です。
あの美味しさで500円以下ですよ?シドニーだと確実に$15は支払うレベルです。
特にセブンイレブンの塩おにぎりは格別です…!


トイレがたくさんある

シドニー在住時で困ったことランキング第1位、トイレ

日本だとコンビニに駆け込めば良かったものの、シドニーではトイレを貸してくれるコンビニはそうそうありません

ガソリンスタンドに付随しているコンビニでトイレに行けたと思いきや、破滅的汚さでテンションがだだ下がりになることもしばしば…。

駅のトイレで用を足す手もありますが、夜間はトイレが施錠される駅もありますので特に注意が必要です。

シドニー郊外へ車でお出かけの際には、携帯トイレを持参することをお勧めします。


どこもかしこもが綺麗

日本のコンビニの床、トイレ、衣料用品店の試着室、レストラン…

シドニー生活でホームシックにかかった時、思い出されるのはいつも日本の施設の清潔さでした。
夫まーしーとよく「日本のコンビニの床を舐め回したい」とぼやいていたのは良い思い出です。

遠出した時、たった1本のペットボトルを買いにコンビニへ立ち寄る。
それだけの行動なのに、清潔さがあるかないかの違いだけでテンションの上がり方が違います。
少し薄汚れたシドニー郊外のコンビニも味があって良いのですが、在住歴が長くなってくるとその店舗に通う気が失せます。

「良いかも」と思った服を試着するときを想像してみてください。
埃だらけの試着室だと「まだ買っていない服に埃をつけるわけにはいかない」と余計な心配をしてしまいます。
綺麗な試着室だと気兼ねなく試着に集中できますよね。

日本に旅行したことのある私の周りの友人は「日本、綺麗!」と感動していました。
『綺麗さ』『清潔さ』ブランドになり得ると感じています。


湯船に浸かり放題

シドニー在住時、夫のまーしーと暮らしていた家はシェアハウスでした。
各部屋にオウンシャワー&トイレがついているタイプのシェアハウスでしたが、風呂はシャワー室のみで浴槽はなし。
お風呂に浸かりたい時は、バケツにお湯を汲んで足湯を楽しんでいました。
どうしても湯船に浸かりたい時は、ブルーマウンテン付近の日本風温泉スパへとお出かけし、高額のお風呂を楽しんでいました。

しかし風呂好きの私にとっては物足りない
日本だと家で自由に湯船を楽しめるし、近所には銭湯や温泉がたくさんある。
シドニーから帰国する直前は、毎日のように湯船でゆっくりする自分を想像していました。


『右に倣え精神』でいられる

好き嫌いが分かれる日本の慣習だと思います。

何も話さなくても、考えなくても、周りの意見に流されていればとりあえず『間違い』ではない。
カスタマーサービスは充実しているし、帰国してからの様々な手続きや面倒な書類などは誰かに頼ればとりあえず形になる。
周りが作った渦にただ流されるのはとてもだと日本に帰国して実感しています。

シドニー生活では、日常生活のありとあらゆる場面で自分の意見や主張を言わざるを得ませんでした。
サービスを受けようと施設を訪れても、しっかりとした主張がないと「え?無理無理。そんなのできないよ」と一蹴される。
自分の意見や主張が言えないと、「意見はないの?」「ちゃんと話聞いてた?」と上司に叱られる。(これは日本でもあるかもですね)
意見や主張がなく周りに流されていると、日本に比べて金銭的ダメージが大きいこともよくありました。
夫まーしーに至っては、自己主張が苦手なために他人から金銭を盗られそうになったことも…。

自己主張が苦手だと思う人は、日本の『右に倣え精神』が本当に楽でおすすめです。
海外生活の中で自分の意見をしっかりと言えるようになった方からすると、日本のこうした慣習は異質に思えるかもしれません。


以上、日本に帰国して良かったと思えた点5つをお伝えしました。

オーストラリアが母国だったらもっと価値観が違ったのかな?