おぶろぐ

おぶのオージージャパニーズ(日本寄り)な思考。

恐怖!生まれて初めての実習

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今でも忘れられません、あの恐怖。

 

生まれて初めての実習 。

 

私の日本の友人の中には、看護系の学校や幼稚園教諭の免許取得のための大学に進学した友人がいますが(日本国内で)、みんな口を揃えてこう言っていたのです。

課題が多すぎて寝る時間がない!

実習先で超孤独!辛い!

 

日本でただなんとなく高校を卒業し、大学に進学し、サークル活動やバイトに励みつつ必要最低限の単位を取得し、オーストラリア行くから就職活動なんていらなーい、なんて思いつつ卒論を済ませ、ここシドニーに飛び立った私。

チャイルドケアの資格を取るにあたり、未だかつて経験したことのない実習という高い壁が、私を不安にさせました。

私の卒業したMEGTは、実習先を学校に決めてもらえます。

入学時のオリエンテーションで自分の情報を記入する紙を渡されるのですが、そこに自分の通いやすい地域を3つまで記入した記憶があります。

自分で探すのも一応はOKだったのですが、チャイルドケアに関しての知識が全くない状態で下手に動いて失敗するのは避けたかったので、学校に身を委ねることにしました。

 

実習1ヶ月前くらいになると、自分の配属される実習先を学校から伝えられます。

そして自分で実習先に連絡を取ります。

先生からは「絶対メールでのやり取りはダメ!電話で伝えなさい!無機質なメールのやり取りより、生の声が聞ける電話の方が礼儀正しいわ!」と5回くらい言われ、心臓ばくばく言わせながら電話したことを覚えています。

今だに電話での会話は苦手です。自分の聞き取りミスのせいで誤解が生まれそうで怖い。

 

そしてもう一つ先生から、「良いセンターは実習生に対してもオリエンテーションをやっている。けど、どのセンターも少なくとも事前の顔合わせはしているはずよ。電話するときに事前に訪問できるか聞いてみなさい。」と言われました。

この言葉を聞いて私は、どのセンターも事前に顔合わせをするものだと刷り込まれたのです。なぜか安心してしまいました。

 

学校の休み時間、友達に今から電話するから!応援してて!と謎のアピールをし、廊下で電話をかけました。

 

「もしもし、MEGTのおぶと申します。実習の件で園長先生とお話ししたいのですが…」

「私が園長ですよ〜(明るいトーンの声)」

「あぁ、こんにちは!1ヶ月後に3週間お世話になります。(日にちや曜日などの詳細を述べる)実習を1日8時間行わなければいけないのですが、何時から何時までが都合がよろしいでしょうか?」※実習先によって保育開始時間と終了時間が異なるため、このように都合を聞きます。

「時間は9時から5時までの8時間でお願いします」

「分かりました。あの〜、事前のオリエンテーションや顔合わせなどはありますでしょうか…?」

「いいえ(きっぱり)。実習当日にお越しください。」

「Oh...(本当にショックで思わず漏れた)それでは事前に訪問しなくてもいいということですか?」

「はい。実習1日目に会えるのを楽しみにしています。」

 

電話終了。緊張した。

 

そんなこんなで結局事前の顔合わせなし!

友達の中にはオリエンテーションあるよ!って子もいたのですが、少数派でした。

事前にどのようなセンターなのか確認できないということは、私の中で大きな不安材料でした。

 

 

実習先への連絡を済ませた後は、課題のやることリストを作成しました。

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 初めての実習の課題、8つ。

 これに加えて、Time Management Checklistなるものを書いていかねばなりませんでした。それがこれ。

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実習が始まる直前までNQSもEYLFも授業もよくワカラン!だった私。唯一記憶していたワードは "Open-ended questions"と"scaffold"。

課題のやることリストを作成した後も自分は何が分からないのかさっぱりで、実習直前まで友達に課題のヒントをもらい続けていました。

 

そして実習本番が始まったのです。

 

 

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